全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2017年7月20日~8月5日) 利用編

【利用】シカ肉 おいしさ発信 ソーセージ販売始める 和田山「鹿工房ロス・カサドーレス」/兵庫

 朝来市和田山町宮内で但馬産シカ肉の加工・販売を行う「鹿工房ロス・カサドーレス」がシカ肉を使ったソーセージの販売を始めた。同工房は、狩猟の免許を持つ、元地域おこし協力隊の吉原剛史さんが、地域おこし協力隊の高田尚希さんに声をかけ「シカ肉は良い肉で、ちゃんと処理をすれば、おいしく食べられるのに捨てられてしまっているので生かしたい」と昨年5月、市内の食肉販売業者が倉庫に使っていた建物を改装し開設。わなに掛かったシカを仕入れ、とどめを刺した後の血抜きの徹底、県のシカ肉活用ガイドラインに従った前処理を1時間以内に行うなど質の管理を徹底し加工。数日寝かせて熟成させ、但馬や京阪神の料理店などに卸している。また、朝来市のふるさと納税の返礼品としても出している。(2017/7/21 毎日新聞 但馬版 より)

 

 

【利用】牡鹿半島のシカ肉/宮城

 三陸海岸南部の牡鹿半島(宮城県石巻市)。ここをシカ肉の特産地に、とのシャレのようなまじめな計画が進んでいる。牡鹿は伊達藩が狩り場としたほど野生動物が多く、近年は保護政策や温暖化で特にシカが繁殖。放っておけば苗木などが食べられて一帯ははげ山になる。捕獲はこれを防ぐ目的。肉の販売には衛生管理の上、保健所の許可が必要で、ハンターが内輪で食べるだけで捨てていた。そんな中、ハンターの小野寺さんが「こんなうまいものをもったいない」と地元料理人に振る舞ってきたところ「ジビエ人気の今、特産に」との声が高まった。(2017/7/29 中日新聞 より)

 

 

【利用】むかわの女性ハンター本川さん、処理場開設 エゾシカ流通 全国拡大/北海道

有害鳥獣駆除隊員で女性ハンター本川哲代さんが昨秋、町春日に開設したエゾシカの食肉処理場「むかわのジビエ」が軌道に乗り始めた。ジビエ料理人気の中、自ら地元で捕獲したシカ肉を道内外のレストランに流通。食用だけでなく、犬や猫などペットフード用の販売にも力を注ぎ、シカ肉の魅力をPRしている。道によると、東胆振・日高地方のシカ肉処理場は、むかわ町3カ所、白老、えりも両町が各2カ所、新ひだか、新冠、平取各町で各1カ所。本川さんは有害鳥獣駆除隊員として駆除を続けるうちに「奪った命を無駄にしたくない」と考え、保健所の許可を受け、4年ほど前からシカ肉処理と販売に乗り出した。(2017/8/4 北海道新聞 より)