全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2017年9月6日~19日) その他編

【事故】シカ駆除の散弾銃が民家に ガラス戸命中も家族3人無事/山梨

 山梨県道志村内の畑で、5日午前7時15分ごろ、同村の無職男性(70)がシカ駆除のため発射した散弾銃の弾が、誤って約100m離れた民家の2階の窓ガラスと軒先に命中。しかし、3人の住人は1階におり無事だった。大月署によると、男性は猟友会員であり、自分の畑にいたシカを1人で駆除していた。現場は個体数調整の捕獲許可区域であったが、同署は民家に撃つなど禁じた鳥獣保護法違反の疑いもあるとして、男性から話を聞いている。

(2017/9/7 産経ニュース より)

 

 

【その他】シカの尿使用禁止へ 消耗病感染防ぐため/ニューヨーク州

 ニューヨーク州アップステートでは、狩りをする際、他の野生動物を引き付けるため、シカの尿を使用している。しかし、シカの唾液や尿に含まれる異常プリオンたんぱく質が、慢性消耗病(CWD)を引き起こすため、州ではシカの尿を使った狩りを禁止する条例案が出された。CWDは50年ほど前にコロラド州で初めて感染例が報告されてから、シカやムースの間で年々感染が広がっている。これまでには24州およびカナダで感染例が報告され、ニューヨーク州でも2005年にCWDに感染したシカの群れが発見されている。その際は、シカへの給餌や汚染地域で捕獲したシカの死骸の持ち込み、養鹿場への家畜の輸入などが禁止され、ウィスコンシン州は殺処分も行っている。人間への感染も懸念されるため、ニューヨーク州では狩猟に使用するシカの尿の販売なども禁止する見通しであるが、狩猟家などからは反対の声が上がっているため、今月15日まで、条例に関する意見を一般市民からも募集している。(2017/9/8 DAILYSUN より)

 

 

【その他】動物写真家・中西さんがニホンカモシカの写真展 高知県立牧野野植物園/高知

 四国のカモシカは、ニホンジカの増加などで餌である植物が減り、近年激減している現状を伝えようと、高知市五台山在住の野生動物写真家、中西安男さん(61)が、写真展「おわれゆく森の精霊 カモシカたちの肖像」を始めた。10月1日まで行われている。展示作品の多くは、昨年8月に中西さんが出会った雌「アイ」。アイは母親と生き別れ、今年2月に餓死した子どものカモシカだが、一生懸命生きた証である写真が並んでいる。アイがなぜ孤児になってしまったのか想像してほしいと中西さんは言う。(2017/9/10 高知新聞 より)