全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2018年4月28日~5月11日)

【その他】矢に貫かれ歩くシカたち、米警察が情報求め写真公開/アメリカ・オレゴン州

 オレゴン州の魚類野生生物局職員が4月23日の週、州南西部に矢で体を貫かれたまま歩いているシカがいると報告を受けた。同職員は州警察とともに現地へ向かったが、このシカは見つからなかった。しかし、後から出動した州警察官の1人が、同様に矢で貫かれた別のシカを発見。2頭とも命にかかわるような負傷ではないとみられるが、州警察には矢で貫かれた3頭目のシカがいる可能性があるような情報も寄せられている。州警察は矢で貫かれたシカの写真をフェイスブックの公式ページに掲載し、野生動物に対する虐待を行った人物を特定するよう動き出し、また、州の狩猟協会はこれらのシカに向けて矢を射た人物の逮捕につながる情報の提供者に、2,600ドル(約28万6千円)の報酬を与えるとしている。

(2018/5/2 CNN.co.jp より)

 

 

【利用】松阪 「狩りの魅力感じて」 古橋さん、皮など使った作品初展示/三重

 5月3日から5日まで、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで、昨夏から狩猟生活を始めた古橋加奈さん(31)が、狩猟したシカやキジの素材を使った作品を初出品している。名古屋市出身の古橋さんは自然を学ぼうと3年ほど前に三重県へ移住し、昨年8月に狩猟免許(ワナ猟)を取得。余った素材の活用を考える中で小物などの作品作りを考えた。展示会では独学で製法したシカの角や皮を使った指輪やブレスレット、キーホルダー、キジの羽を使った髪飾りや帽子など、約30種45点を披露、1点300~1,000円で販売した。シカ肉の薫製を使ったペット用ジャーキーもある。入場無料で出展時間は11時~16時。

(2018/5/5 伊勢新聞 より)

 

 

【利用】道の駅にシカ肉のご当地グルメ/北海道

 根室市内の道の駅スワン44ねむろで、1日から館内のレストランにて5月の月替わりメニュー「44ランチ」にて「エゾシカエスカロップ」を販売している。「エゾシカエスカロップ」は、根室のご当地グルメ「エスカロップ」のトンカツをエゾシカ肉に替えてアレンジしたもので、根室産のエゾシカ肉をサクサクの衣で覆い、タケノコ入りのバターライスの上に載せ、特性デミグラスソースで仕上げたものである。「根室で生まれたご当地グルメの、根室ならではの味を味わってほしい」と、同駅スタッフは呼び掛けている。

(2018/5/6 釧路新聞 より)

 

 

【利用】人気集めジビエバーガーすぐ完売 皆野高校が地元企業3社と開発 イノシシとシカの肉を使用/埼玉

 商業高校である、皆野町大渕県立皆野高校は、2013年度から県立秩父農工科学高校などと連携して商品開発を行い、昨年度に単独で新井武平商店(同町)、肉の宝屋(小鹿野町)、菓子工房橋本(秩父市)と連携し、2年生が授業でジビエのハンバーガーを開発した。今月1月から3月までに行われた13回の販売実習で、50~150個の「激推イノシカバーガー」(500円)は毎回完売し、計約1,200個を売り上げた。4月30日には3年生が、秩父市の「芝桜の丘」で販売実習を行い、開始約2時間で130個を完売。また、同日に行われた小鹿野町総合運動公園野球場での販売実習でも約2時間15分で50個を完売。今後も2,3年生を中心に、地域の活性化を目的として行っていく予定である。

(2018/5/6 埼玉新聞 より)

 

 

【対策】麻酔吹き矢でシカ駆除 稚内市、報道陣に公開/北海道

 稚内市内では、市街地に出没するシカの群れによる家庭菜園の食害やふん害が問題となっている。そこで市は、昨年秋に猟銃が使えない街中でも駆除作業をできるように吹き矢を導入した。試験的に実施した昨年は3日間で3頭を捕獲。今回は8日に捕獲作業を開始し、矢の命中率を高めるため、シカの毛が短くなるこの時季を選び、さらに前回の2倍の約1.8mの吹き矢を使用した。飛距離は約5mだったのが7,8mに延びた。初日は北地区で1頭の捕獲に成功。

(2018/5/10 北海道新聞 より)

 

 

【対策】鳥獣対策の人材育成「シカ捕獲認証レベル1」取得後押し 対象講座を受講「全国のモデル」めざす 酪農学園大学とエゾシカ協会/北海道

 北海道江別市の酪農学園大学は、鳥獣害対策に貢献できる人材を育成するため、「シカ捕獲認証レベル1」の受験資格が取得できるカリキュラムを導入。認証取得により、環境省が進める野生動物の個体管理に関する人材登録制度の審査の一部が免除。同認証はシカの生息地域・生息数を把握することで、農作物被害の減少に対して駆除頭数などを計画するのに必要な知識を得た人が取得できる。対象となる科目は6科目あり、シカやクマ、鳥といった野生動物の生態や被害、個体管理について学ぶ。試験的に始めた昨年度は7人が受験資格を得ており、5月下旬に受験する予定。今年度は14人が対象授業を受ける。同大学は、「日本での野生動物管理システムが発展するよう、今度も教育を充実させて全国のモデルとしたい」としており、昨年度には講義の一部を修得すると、鳥獣管理技術協会が認定する「鳥獣管理士」の受験資格を得られるようにするなど、関係機関との連携を強化している。

(2018/5/11 日本農業新聞 より)