全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2018年6月25日~7月9日)

【被害】貨物列車がシカと衝突 快速エアポートなど運休/北海道

 JR千歳線新札幌‐上野幌間で24日午後8時40分ごろ、札幌貨物ターミナル発隅田川行の貨物列車がシカと衝突した。貨物列車は車両に異常がないことを確認し、約15分後に運転を再開したが、快速エアポートを含む計8本が運休、または部分運休し、約3千人に影響が出た。

(2018.6.25 北海道新聞 より)

 

 

【その他】エゾシカメニューコンテスト受賞作品を含む新メニューを販売開始!/北海道

 NEXCO東日本北海道支社とネクセリア東日本株式会社札幌支店は、「第7回エゾシカメニューコンテスト」の受賞作品を含む7品を、北海道内のサービスエリア・パーキングエリア10店舗で、7月1日から販売する。同コンテストは6月25日に開催され、最優秀賞には、道中央自動車道砂川サービスエリア(上り線・札幌方面)「エゾ鹿うま辛丼」が選ばれた。

(2018.6.27 産経ニュース より)

 

 

【その他】深川で害獣駆除されたシカ肉を食べる会 猟師のセミナーなども/東京

 6月23日、江東区の民家で、深川北エリアの情報発信を担うウェブサイト「いいね森下」が中心となり、「鹿肉を食べる会」が開催された。毎年害獣駆除されるシカの肉を食用としてさらに多く流通させることで、個体数を減らす手伝いはできないかと、「深川で鹿を食べる文化を築こう」というテーマを掲げ、研修と試食を兼ねた食事会が行われた。近隣の飲食店の店主が招待され、「命をいただくありがたみがテーマなら今後も積極的に参加したい」など、多くの意見が交わされた。同会は5月にも行われており、現在1店舗で鹿肉を取り入れたメニューを始めるなどしている。

(2018.6.28 深川経済新聞 より)

 

 

【その他】鹿革でアクセサリー作り 地域おこし隊員の倉持さんが塾開始 日光/栃木

 栗山地域を担当している市の地域おこし協力隊員の倉持さんは、殺処分された鹿の皮を資源化しようと「シカ革商品塾」を始めた。昨年から観光客向けに体験イベントを行ってきたが、地域住民らにアクセサリー作りなどの商品化技術を学べるようにした。倉持さんは、生息数の増加などで害獣として扱われるシカの命を尊重し、資源にしようとしている市内の市民団体「日光MOMIJIKA」の一員で、鹿革を使ったアクセサリー作りを行っている。

(2018.7.1 下野新聞 より)

 

 

【その他】猪鹿スモークソーセージ(岡山・吉備中央) 山の恵み ハンター手作り/岡山

 猪鹿スモークソーセージは、岡山県吉備中央町のハンターらでつくる加茂川有害獣利用促進協議会が2015年に商品化した。粗びきしたイノシシ肉と細びきのシカ肉を3:1の割合で混ぜ、コラーゲンで作った袋に詰める。ヤマザクラやヒッコリーのチップを使い高温でいぶす「熱薫」で約1時間かけて仕上げている。高タンパクで低カロリーの食材として人気のシカ肉はソーセージの味わいにアクセントをつけるためのものだが、町内では捕獲数が少ないため、美作市からも取り寄せている。道の駅「かもがわ円城」などで、100グラム350~400円程度で販売している。

(2018.7.2 山陽新聞 より)

 

 

【対策】エゾシカ処理頭数 19年度までに3万頭 食用拡大利用で 道が目標/北海道

 道は2日の道議会予算特別委員会で、道内のエゾシカ肉処理施設での処理頭数を、2019年度までに約3万頭にする目標を明らかにした。野生鳥獣肉(ジビエ)としての利用拡大が狙いで、16年度実績の約2万4千頭から25%増となる。エゾシカは、捕獲場所から処理施設への運搬、廃棄部分の処理などに要するコストが課題となっており、道は、運搬経費として狩猟者に1頭当たり8千円、廃棄物処理経費として1施設当たり200万円をそれぞれ上限に補助する方針である。

(2018.7.2 北海道新聞 より)

 

 

【被害】なぜ…盛岡駅に「迷いジカ」 扉明け「退出」、走り去る/岩手

 3日早朝、JR盛岡駅にシカが出没した。通報を受けた警察官らが、約1時間にわたり大捕物を繰り広げた。盛岡西署などによると、最初に目撃情報があったのは午前6時頃で、同署盛岡駅前交番の署員が現場に向かうと、駅入り口のガラス扉の内側に若い雄とみられるニホンジカがいたという。署員に気が付いたシカは身をかわし、ガラス扉を押し開けて駅から退出、東口バスターミナルを駆け回り、盛岡駅前北通を北西方向に走り去った。その後、IGRいわて銀河鉄道の線路などに侵入したが、7時半頃、同市北夕顔瀬町の境田川原踏切付近で行方が分からなくなった。

(2018.7.4 岩手日報 より)

 

 

【対策】標高2000メートルでシカ食害対策 甲武信エコパーク協、防護柵や駆除確認/山梨

 3日、甲府市内で甲武信ユネスコエコパーク推進協議会の初会合が開かれ、高山帯に広がるシカの食害対策などに取り組む方針を確認した。協議会には山梨、長野、埼玉と10市町村(県内は甲府、山梨、北杜、甲斐、甲州、小菅、丹波山)が参加した。協議会は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国内委員会が3月、甲武信ヶ岳など秩父多摩海国立公園とその周辺地域を、ユネスコエコパーク(生態系保存地域)の国内推薦に決定したことを受け、エコパークの保全・活用を進める。この日は、ニホンジカ保護管理ワーキンググループの設置を決め、シカの駆除や防護柵の設置などの対策を講じる方針である。県みどり自然課によると、「シカによる食害は標高2千メートル付近を中心に広がる。天然林の樹皮が食べられ枯死に至るほか、笹の食害で雨風にさらされた表土の浸食が進んでいる」という。9月に予定されるユネスコへの申請では、国内委がシカの食害についても記載するが、同課は、「シカの食害などを理由に登録されない可能性はまずない」としている。

(2018.7.4 産経ニュース より)

 

 

【被害】中ア千畳敷でシカ目撃情報 南信森林管理署/長野

 4日、南信森林管理署(伊那市)は、ニホンジカの侵入が確認されている中央アルプスで新たに、千畳敷カール直下で目撃情報があったことを明らかにした。標高2500メートル地点に立つ5号鉄塔付近にシカがいるのを、駒ケ岳ロープウェイを運行する中央アルプス観光の関係者が、ゴンドラ内から発見した。雄雌は不明だが、小さめの個体だったという。千畳敷カールは高山植物の宝庫として知られ、観光客にも人気のある場所である。同署は「食害の発生が懸念される事態だ」とし、山域に仕掛けたセンサーカメラでの監視を強化していく方針だ。シカの生息域は主に南アルプス側で、中アには少ないとされてきたが、天竜川を渡って生息域を拡大し、近年は目撃が増加傾向にある。2013年秋には、同署が設置したセンサーカメラが、濃ヶ池周辺の標高約2600メートル地点で雄ジカをとらえ、高山帯への侵入も確認されていた。

(2018.7.5 Nagano Nippo Web より)

 

 

【対策】エゾシカ管理、市町村全体で 狩猟者らの団体が知事に提言/北海道

 9日、一般社団法人エゾシカ協会はエゾシカの計画的な捕獲と資源利用の両立を狙いとした、今後20年の管理計画を知事に提言した。提言内容は、1・市町村が主体でシカを資源として管理、2・狩猟・解体技術などを総合的に学ぶことができる同協会の「シカ捕獲認証制度」を活用した人材育成、3・獣肉検査資格者制度の導入などによる食肉衛生管理の確保―の3点である。

(2018.7.9 北海道新聞 より)