全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2018年8月26日~9月9日)

【その他】野生動物研究の最前線体感 丹波でセンター公開/兵庫

兵庫県丹波市の県森林動物研究センターで8月26日、施設の一般公開があった。普段入ることができない研究室見学やシミュレーターを使った狩猟体験、シカ肉料理の販売、獣害対策のワナや柵の展示があり、親子連れたちが野生動物研究の最前線を楽しんだ。日ごろの調査研究の成果を広く知ってもらおうと開催される恒例行事で、施設内には野生動物の骨や毛皮に加え、パチンコやプラスチック銃などの撃退用具も並んだ。シカ肉料理コーナーではミートローフやハムなど、多彩な料理が販売された。(2018/8/26 神戸新聞NEXTより)

 

 

【その他】野生の鹿と出会える無人島、鹿児島県「あくね大島」

鹿児島県薩摩半島の北に位置する阿久根市に、野生の鹿と出会える無人島「あくね大島」がある。島の中央に当たる砂浜は「日本の快水浴場100選」にも選ばれたという。ひょっこりと現れた野生のシカは「マゲジカ」という。立派な角の生えた大きいオスは悠々と草を食べたりしながら、人を怖がる様子もなく、のんびりと浜の方を散歩している。海辺に鹿という、面白い写真が撮れるのもここならでは。(2018/8/26 IGNITより)

 

 

【対策】クラウドハンター:ひと狩りいこうぜ!獣害解消へ猟師募集/岐阜

農村と都市住民とを仲介し、協力して害獣駆除を進めるためのサイト「クラウドハンター」が9月、本格稼働する。サイトの名は「インターネット上の猟師」という意の造語。開設するのは郡上市で里山保全事業に取り組む団体「猪鹿庁」。狩猟に関心のある応募者を募り、週末の2日間農村に滞在。獣道や餌場などを探し、地元の有資格者にワナを設置してもらう。赤外線カメラも1台置き、参加者は帰宅後、スマートフォンに送られる画像で現場を監視できる。ワナにかかれば地元住民らが捕獲し、精肉に処理。滞在から2週間後に集まり、全員でジビエ料理を楽しむ。参加者は狩猟の免許不要で経験不問。関心を高めて将来、免許取得の「戦力」に育つことや、都市住民の参加で農村が活性化し、害獣を駆除する意欲が高まることも狙いだ。(2018/8/27 毎日新聞より)

 

 

【利用】オルタナフードを楽しむ食イベント開催

オルタナフードとは、「社会問題解決性食材」のこと。料理に使ったり食べたりすることで社会問題、環境問題の解決に貢献できる食材。株式会社Noblesse Obligeの加藤駝鳥貴之さんが考案した概念で、ダチョウやシカ、イノシシの肉などがその代表例。オルタナフードを楽しみ理解を深めようというイベントが、7月29日に都内で開催された。まだ体験したことのない食体験を届けるエンタメ食イベント「EAT FREAK」の第1弾企画。来場者全員が協力してダチョウの卵を割ったり、ジビエを味わったりと盛り上がりをみせた。(2018/8/27 クックビズ総研より)

 

 

【その他】「すごい!鳥取市ワーホリ!」麒麟のまち拡大版お試し体験ツアー

鳥取市は、田舎暮らし体験プログラム「すごい!鳥取市ワーホリ!」を今年も実施。本年度は、鳥取市とその周辺6町を合わせた“麒麟のまち”にエリアを拡大。まちの暮らしをリアルに体験できる2泊3日の「すごい!鳥取市 ワーホリ!麒麟のまち拡大版 お試し体験ツアー」として5組15名の方を支援金付きで招待するキャンペーンを実施する。女性ハンターのもとで狩猟体験ができる「ハンター×ハンター×ハンター!プラン」を追加し、実施は11/30~12/ 2、11/2(金)23:59応募締切。(2018/8/27 産経ニュースより)

 

 

【対策】早池峰山にシカ柵初設置 高山植物の保護目指す/岩手

花巻、宮古、遠野の3市にまたがる早池峰山でニホンジカの食害が拡大している問題で、岩手県は8月27日、高山植物を守るシカ柵を初めて設置した。今回の設置は柵の効果や強度を検証するための、10月下旬までの試験的な取り組み。食害のあった植物の回復状況も観察する。効果が確認できれば、来春以降の高山帯への増設も視野に入れる。ナイロン製ネットで、マルバキンレイカの群落地や固有種ミヤマヤマブキショウマを囲った。ネットはシカにかみ切られないようステンレスが編み込まれている。(2018/8/28 岩手日報より)

 

 

【対策】大音量の音楽で獣害対策 若者チャレンジイベント/福井

中山間地域の田園地帯で獣害を減らすことなどを目的にした音楽イベント「Mount of Music 2018」が、越前町で開かれた。大きな音で音楽を流し、人を集めることでイノシシなどを寄せ付けないようにし、さらに若者に農業への関心を持ってもらう狙いもある。県が主催の若者による地域活性化を応援する「若者チャレンジプランコンテスト」に採択され、昨年に続き開かれた。田んぼに囲まれた林に器材を設置し県内で活躍するミュージシャンやディスクジョッキーが大音量で音楽を流し、集まった若者たちは軽食を楽しんだりした。(2018/8/28 中日新聞より)

 

 

【その他】駆除される動物について考える

小笠原諸島で絶滅危惧種などの鳥を襲うノネコを捕獲した話を読んだ。気になったのは、捕獲したネコは殺処分ではなく全部東京都の獣医師会に送って里親を探しているという点である。シカやイノシシなどは問答無用に殺されてしまう。むしろ肉や毛皮を利用できないか、という点に向いている。なぜネコは特別扱いなのか。考えて行き着くのが、「ネコは可愛いから」という一点になる。シカだって可愛いのに、里親を探そうという声はついぞ聞かない。今年は動物愛護法の改正の年。ほとんどの目はイヌとネコにしか向いていない。しかし動物と向き合う際は、「可愛さ」抜きに冷静な目を持ち、アニマルウェルフェアの心がけは忘れないでいるべきだろう。(2018/8/28  Yahooニュースより)

 

 

【利用】鳥取県産ジビエ、消費拡大しよう 仏料理人が講習会

料理の普及を通してジビエの消費を拡大しようと、鳥取県は日本を代表するフレンチの料理人、高山英紀さんによる料理講習会や試食会などをホテルニューオータニ鳥取で開いた。講習会には県内の料理人ら約20人が参加。同時に「とっとりジビエ推進コンソーシアム会議」が開かれ、県内のジビエ関係者が利用拡大の取り組みなどに関して意見を交換。続いて開かれた試食会では、一般消費者ら約80人が、高山さんをはじめ料理人らが創作したフレンチ・和食・イタリアンのジビエ料理を堪能した。(2018/8/29 産経ニュースより)

 

 

【対策】狩猟期間外に捕獲 住民と連携で対応 JAグループ京都

JAグループ京都有害鳥獣対策本部は8月27日、南丹市から狩猟期間外での有害鳥獣捕獲の許可を得た。9月3日から同市日吉町で、箱わなと囲いわなの設置作業に取り掛かる。これまで捕獲は、府が定める毎年11月15日から翌年3月15日までの狩猟期間が一般的だった。一方、農業生産現場は、鳥獣による農産物被害が多発する4~10月の捕獲を切望していた。このことを受けて今回、狩猟期間外での許可を受けた。行政、住民、JAが連携して有害鳥獣捕獲活動に取り組むのは全国で初めて。捕獲は市町村ごとに許可を得なければならず、被害農家の声に即応できない課題がある。今後、JAグループ京都は行政などに対して、猟期の通年化なども求めていくこととしている。(2018/8/29 日本農業新聞)

 

 

【利用】根室産シカ肉ブランド化へ 協議会が初会合

根室産エゾシカ肉のブランド化を目指す「根室管内エゾシカ地域ブランド化協議会」の初会合が8月29日、根室市内で開かれた。協議会は大学教授やシカ肉処理加工施設、料理研究家らで構成され24人が出席した。ブランド化されたシカ肉の活用方法として、管内のレストランで共通メニューの提供、学校給食に「郷土メニュー」として導入、札幌でのPRイベントの開催などを挙げ、管内外の消費拡大を目指す。(2018/8/30 北海道新聞より)

 

 

【被害】シカによるJR運休・遅れ頻発/北海道

エゾシカの線路侵入に伴うJR北海道の列車の運休と遅れが2017年度、計116件に上り、統計を取り始めた1987年度以降で最多だったことが、同社への取材で分かった。背景にはシカの生息域の拡大などのほか、JRが脱線防止に向けて車輪の傷の整備基準を厳しくしたことがある。秋以降は繁殖のために行動が活発化し、衝突が増える傾向にあるだけにJRは頭を抱えている。シカの侵入が原因で運休、遅れ(30分以上)が出たケースを1件として数えており、100件を超えたのは初めて。今年4~6月も既に14件と前年度同期を3件上回っている。(2018/8/30 北海道新聞より)

 

 

【その他】東野幸治の狩猟から学ぶ 命のドキュメンタリー

「カリギュラ」とは「禁止されるほど試してみたくなる心理現象」のこと。地上波番組でボツになってしまった企画を掘り起こし、実現させていく「カリギュラ」は、一発目の企画から衝撃的。東野幸治が息を切らしながら血まみれの鹿を引きずっているのだ。「東野、鹿を狩る」は、以前より狩猟を体験してみたかったという東野がプロから学び、山で狩猟に臨む企画。最初は笑顔でジョークを飛ばしていた彼も、血抜きや解体をする場面では顔が引きつってしまう。シリーズ第2弾では猪の狩猟にも挑戦。カリギュラは狩猟や解体シーンをありのまま映し、血や内臓にもモザイクはかからない。狩猟と真剣に向き合う東野の姿は視聴者に「命とは何か」を考え直すきっかけを与える。(2018/8/30 お笑いナタリーより)

 

 

【利用】国産ジビエ味わって 外食250店フェア

日本フードサービス協会は、外食店に国産ジビエの利活用を呼び掛ける「全国ジビエフェア」を8月30日から始める。全国約250店舗が参加し鹿肉やイノシシ肉を使ったラーメンや和食など幅広いメニューを提供。9月30日まで。50店舗は初めてジビエを扱うといい、利用の拡大につながっている。フェアの特設HPやSNSを開設しており参加店舗はHPで確認できる。期間中はSNSでメニュー情報などを発信。(2018/8/30 日本農業新聞より)

 

 

【対策】森林病虫獣害防除コンクールで林野庁長官賞/栃木

日光市森林組合の技師、赤羽和弘さんが、2018年度の「森林病虫獣害防除活動優良事例コンクール」で最高賞の林野庁長官賞を県内で初めて受賞した。植林地を獣害から守るため、杉やヒノキの幹への「ネット巻き」の取り組みが評価された。(2018/9/2 毎日新聞より)

 

 

【利用】農水省、ジビエをサイトでPR

農水省は、ジビエに関する情報を発信するウェブサイト「ジビエト」を立ち上げた。ジビエ料理が食べられる飲食店や地域のイベントを紹介。サイトは「行く」「探す」「知る」の観点から情報を届ける。「行く」では、全国で開かれるイベント情報を掲載。「探す」では、ジビエ料理を提供する飲食店を紹介。「知る」では、野生鳥獣による農業被害の実態やジビエが消費者に届くまでの流れ、ジビエの栄養価を学べる情報を発信する。イベントやジビエを使った料理を提供する飲食店について情報を随時募集しており、掲載希望があれば、同サイトから応募できる。(2018/9/2 日本農業新聞より)

 

 

【対策】害獣も逃げる?「ヘビウリ」、JA佐野が栽培し実験/栃木

蛇の姿に似た「ヘビウリ」を鳥獣害対策に活用する「実験」に、JA佐野が取り組んでいる。ヘビウリはインドやパキスタンが原産とされ、長さ1メートル以上の細長い果実を付けるウリ科の一年草。果皮には筋が入り、果実は育つと巻くようにうねり、遠目には蛇がぶら下がっているように見える。それを動物は避けるので、スリランカでは鳥獣害対策に使うとの情報から、取り組みを始めた。炒め物としておいしく食べられるため、関係者は「将来、新たな佐野ブランド食品になれば一石二鳥」と話している。(2018/9/3 下野新聞より)

 

 

【その他】落角期はシカにとって死活問題

角のない雄ジカがオオカミに狙われやすいことを明らかにした論文が、今週掲載される。雄のアメリカアカシカは、交尾期間が過ぎた後2~3カ月で角を落とす。新しい角はすぐに成長し始め、次の交尾期にライバルの雄に対する武器として使えるようになる。早く角を落とせば次までにより大きな角を生やすことができるにもかかわらず、雄ジカが角を落とすタイミングはさまざま。Matthew Metzたちがアカシカを13年にわたって観察した結果、雄ジカの群れは、角のない個体が1頭でもいるとオオカミの襲撃を10倍受けやすくなることが明らかになった。この知見から、角は、配偶者競争で武器として使われる他に、捕食者に対する抑止という第2の機能を果たしていることが示唆された。(2018/9/4  natureasia.comより)

 

 

【利用】「五島ジビエ」営業開始/長崎

「五島ジビエ合同会社」が9月3日、五島市で営業を始めた。市や一般狩猟者が捕獲した個体を引き取り、食肉を島内外の飲食店などに販売する。市内では初めての試みで、新たな五島産食材としても期待される。食肉処理施設は、廃校となった旧岐宿小旭分校の校舎を改修し設備を整えた。今年6月末に保健所の営業許可を取得。その後2カ月は社員が解体作業の訓練に取り組み、今月の本格稼働にこぎ着けた。今後、ハムやソーセージなどの加工品やドッグフードも開発する考え。(2018/9/4 長崎新聞より)

 

 

【対策】大清水湿原がシカの食害で荒廃 東電がクラウドファンディング/群馬

東京電力HDは、約4割の土地を所有する尾瀬国立公園の大清水湿原の植生回復に向けて、クラウドファンディングを通じたミズバショウの植栽を実施している。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で、9月28日まで資金出資の協力を募り100万円を目標に植栽資金を集める。出資者は10月20日に行われるミズバショウの植栽に参加でき、協賛金に応じた返礼品も送付される。2018年度からは地元の片品村や高校生が中心となり大清水湿原の回復プロジェクトを始めており、ミズバショウの植栽やシカ侵入防止柵の設置などを進めている。東電HDも参画しており、老朽化した木道の再整備に取り組んでいるが、プロジェクトの一層の推進に向けて約2千株の植栽に取り組むことにした。 (2018/9/5 電気新聞より)

 

 

【利用】シカ肉ソーセージなど開発 佐用の手作りハム工房

神戸市西区から兵庫県佐用町に移住した原田さんが経営する手作りハム工房「デア・シュタインボック」で、シカ肉を使ったソーセージやジャーキーが店頭に並び、話題を呼んでいる。定年前に早期退職した原田さんは、ドイツのハム工房で働きながら職業訓練校に通い、食肉マイスターの資格も取得。2016年、佐用に移住し、翌17年に店を開き昨夏ごろから、シカ肉を使った製品の開発に取り組み始めた。(2018/9/5 神戸新聞NEXT)

 

 

【対策】ヤギとヒツジ 除草に“出動” 佐野「里山を守る会」/栃木

閑馬町の有志で組織する「里山を守る会」が地区内の山の斜面で、ヤギとヒツジを使った「除草作業」を行っている。柵で囲った広さ約60アールのエリアに、ヤギ2頭とヒツジ2頭を放牧している。以前はアズマネザサが高さ3メートルほどにまで生い茂り、農作物を荒らすイノシシやシカの隠れ場所となっていた。周囲に侵入防止柵を設けるなど複数の対策を続けたこともあり、農作物の被害も減っているという。(2018/9/5 下野新聞より)

 

 

【対策】福島大食農学類に寄付講座  県が農業の即戦力輩出後押し

福島大食農学類の来年4月開設が正式決定したことを受け、県は3日、本県の実情に即した農業の技術やノウハウを伝える実践的な寄付講座の設置などを通して同学類を支援する方針を発表した。来年度から10年間、講座を継続するための費用として2億円を拠出する。有害鳥獣による農作物被害への対策と、東京電力福島第1原発事故に伴う風評の払拭につなげる農業経営の高度化の両分野を軸に講座開設を計画。卒業後に専門的な知見を生かし、本県農業の振興を支える「即戦力」輩出を後押しする。(2018/9/5 福島民友より)

 

 

【その他】プーズーの赤ちゃん死ぬ 東松山・こども動物公園

東松山市岩殿の県こども動物自然公園は5日、今年6月に生まれた、世界最小のシカ・プーズーの「ジュン」(雄、3カ月)が死んだと発表した。国内での飼育・展示は同園だけで、昨年には日本で初の繁殖に成功して2頭生まれ、ジュンが3頭目だった。体調を崩したのは7月中旬、下痢を発症し、体重も増えなかったため、治療・投薬を続けてきたが、5日朝に亡くなっているのを確認した。(2018/9/5 埼玉新聞より)

 

 

【その他】『調理科教員向け国産ジビエ料理セミナー』開催/辻調理師専門学校

辻調理師専門学校は、日本ジビエ振興協会に協力し、「調理科教員向け国産ジビエ料理セミナー」を2018年11月3日に大阪で、2019年2月17日に東京で開催する。ジビエの一般消費拡大に向けて環境が整っていく中、調理師養成施設において、ジビエに関する授業の設置は各校の判断に委ねられており、ほとんど実施されていないのが現状。未来の料理人が早い段階からジビエに触れ、正しい知識と調理技術を身に付けることは急務であることから、初めて調理科教員向けの国産ジビエ料理セミナーを実施するに至った。本セミナーは教育機関の授業で指導する際、そのまま持ち帰ることができるカリキュラムとして提供される。(2018/9/6 PRTIMESより)

 

 

【被害】シカ食害続く御岳山 子ども向け調査会/東京

青梅市の御岳山で、山野草のレンゲショウマがシカによる食害に遭っている。都は柵を設置したが、今も群生地周辺で被害は続いているという。環境省奥多摩自然保護官事務所は、この食害の実態を知ってもらおうと、食害調査を体験する子ども向けイベント「子どもパークレンジャー」を開く。1回目は30日。動物の足跡やふん、食害の痕跡などを探したり、センサー付きカメラを設置したりする。2回目の10月28日には、カメラを回収して映像を見る。両日とも環境省の職員が同行し、自然保護の実情を説明する。(2018/9/7 読売新聞より)

 

 

【対策】仁愛大、オオカミ型ロボット越前市に設置/福井

イノシシやシカの被害が続く福井県越前市宮谷町で9月6日、仁愛大学が水田脇にオオカミ型ロボットを設置し獣害対策としての効果を調べる研究をスタートさせた。人間学部の安彦智史講師の研究室が市と連携し、北陸で初導入となる1体をセットした。研究室では少なくとも今後1年間、ロボット近くにセンサー付きのカメラを設置。イノシシやシカが現れる頻度をロボットがない水田と比較する。(2018/9/7 福井新聞より)

 

 

【その他】「DEER LAND―誰も知らない鹿の国―」佐藤和斗著

奈良の鹿の姿を追った写真集なのだが、観光客にせんべいをねだる人懐っこい姿は一枚も出てこない。公園の背後に広がる広大な神域に暮らす鹿たちの姿は野生そのもの。カメラは、美しい奈良の豊かな自然を背景に彼らの四季を追う。鹿の国の一角に、王が暮らす森があるという。著者は、明らかに他の鹿たちとは異なるたたずまいの一頭の雄鹿に出合う。著者が「王様」と呼ぶその鹿は、見事な体躯を持ち、その威厳に、歩けば他の鹿たちが道を譲る。王様はそんな一匹一匹にやさしい表情で声をかけて回るという。(2018/9/7 日刊ゲンダイより)

 

 

【対策】日亜鋼業、新型獣害防護柵を発売

線材二次加工メーカー大手の日亜鋼業(兵庫県)は、新型獣害防護柵「アンダープロテクトフェンス」を販売開始する。本製品は、溶接金網製獣害柵の課題である柵下部からのイノシシなどの侵入を防ぐ増設補強型獣害防護柵。柔軟な金網構造でさまざまな地面の形状に対応でき、簡易に設置できる。(2018/9/7 WEB産業新聞より)

 

 

【対策】職員らの食害対策隊発足 地元の猟友会と連携/静岡

野生動物による食害などに対応するため掛川市は職員をメンバーとする「鳥獣被害対策実施隊」を発足させ、9月6日、市役所で任命式が行われた。10人の隊員が地元の猟友会などと連携し被害の減少を目指す。隊員は農林課職員を中心に選考。4人はわな猟の免許を、うち1人は猟銃を扱う資格もある。(2018/9/7 毎日新聞より)

 

 

【被害】小学校の校庭、シカ迷い込む/広島

広島市安佐南区西原地区の住宅地でシカが相次いで目撃された。6日には原小の校庭にも現われ児童との衝突を心配する声も出ていたが、7日、学校近くのマンションの出入り口に迷い込んでいるところを捕獲され、山に戻された。(2018/9/8 中国新聞より)

 

 

【利用】ジビエ認証第1号に京丹波の食肉処理施設/京都

京都府京丹波町の食肉処理施設「京丹波自然工房」が、農林水産省が設けた「国産ジビエ認証制度」の第1号の施設となったと、同省が9月7日、発表した。この制度では「日本ジビエ振興協会」が認証機関となり、刃物の消毒といった衛生管理などで一定の基準を満たしているかを審査する。京丹波自然工房の運営会社「ART CUBE」は現在は京都府内などで捕獲したシカとイノシシを年間約400頭処理して府内や首都圏に供給しているが、19年度は1千頭の処理を目指すという。(2018/9/8 朝日新聞より)

 

 

【対策】長岡技科大発ベンチャー、鳥獣被害対策の人材育成/新潟

長岡技術科学大学の教員が鳥獣被害対策を指南する大学発ベンチャー「うぃるこ」を設立した。自治体向けに鳥獣対策専門家を育成する。農作物などの被害の把握に活用できるアプリも開発する。田畑や山林が荒らされるなどの被害が多発する中、科学的なデータに基づいた野生鳥獣の管理法や被害対策を自治体や地域住民らに伝授する。(2018/9/8 日本経済新聞より)

 

 

【対策】新人ハンターにコツ伝授…県が研修会/茨城

狩猟免許を取得して3年以内のハンターに猟のコツを伝授する「新人ハンタースキルアップ研修会」が9月8日、石岡市で開かれた。免許を取得したものの、狩猟のコツが分からないなどの理由で出猟できていない新人ハンターに研修の場を提供しようと県が初めて企画した。県内各地から20人が参加し、講師は地元のベテランハンターが担当。くくりわなの仕掛け方の見本を見せ、参加者も5人1組となって実践した。 (2018/9/9 読売新聞より)