全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2016年7月18日~24日)  利用編

【利用】【捕獲】夏も新鮮ジビエ 現場で解体する車、来月各地で実験へ
NPO法人「日本ジビエ振興協議会」などが、捕獲したイノシシやシカなどの野生動物を現場近くで解体できる車を作り、19日、新潟市で公開した。夏場は野生動物の駆除数が多いものの、捕獲後鮮度を保ち肉を流通させることが難しく、大半が廃棄されている。素早い解体、冷蔵により夏でも肉の流通を広げられる可能性がある。協議会などは解体車について、食肉処理施設として必要な許可を長野県を手始めに申請し、来月以降、長野、福岡、鳥取、愛知で実際に使い、肉の味や衛生面を確かめる。
解体車はトヨタ自動車の2トントラックをベースに、特殊車両などを手がける北村製作所などが協力して、約1500万円かけて作製。荷台には解体室と衛生管理のための中間室、5度に保つ保冷室を備える。動物をつるして洗え、汚水も外に出さずに回収できる。シカやイノシシを1日に最大5頭処理できる。(2016/7/20 朝日新聞デジタル より)
【その他】「奈良のシカ」総数やや減少し1455頭
財団法人「奈良の鹿愛護会」は19日、奈良公園一帯で生息する「奈良のシカ」の頭数を発表した。総数は前年比40頭減の1455頭だが、今年生まれた子鹿は同30頭増の229頭で、10年ぶりに200頭を超えた。交通事故の総発生件数は131件で、最も多かったのは「県庁東-福智院」交差点の33件。「県庁東-東向」交差点20件、「大仏殿-高畑」交差点18件と続いた。時間帯では朝と夕方、夜間、季節では秋が多く、愛護会はドライバーらに注意を呼びかけている。(2016/7/20 産経WEST より)

 

【利用】重要文化財で味わうエゾシカのステーキ
7月15日放送の「ヒルナンデス!」では、北海道・函館を巡る極上の旅を特集した中で、お笑い芸人の陣内智則さんが「タチカワカフェ」を訪れた。函館の女性たちに聞き込みを行い「カフェでジビエ料理が食べられる」と聞いてたどり着いた同店の建物は、国指定重要文化財である「太刀川家住宅」を改装したもので2009年に現在のオーナーがカフェとしてオープンした。番組内では「エゾ鹿肉の網焼きステーキ」(1700円/税込み)を紹介。初めて鹿を味わった陣内さんは「やわらかい、すぐナイフで切れる」「ちょっと赤身もありますけど、全然臭みない」とコメントした。(2016/7/20 マイナビニュース より)

 

【利用】和歌山の皮革、全国に タグ付けブランド化
和歌山県産の牛や鹿の革を「きのくにレザー」としてブランド化し、全国に広める取り組みを地元の革製品業者が進めている。 運営するのは、かばん職人の藤井康守さんとデザイナーの智砂子さん。革製のかばんや小物のメーカー「TERRA」を2013年に一緒に始めた。なめし革業者から仕入れ、智砂子さんがデザインして藤井さんが手作りする。2人は一定の条件を満たした革を「きのくにレザー」に指定する事業も開始。「きのくにレザー」を使った商品にはオリジナルのタグを付け、他の革のものと区別し、複数ブランドを展開。最近は全国の百貨店などの催事や展示会でも販売を手掛け、販路を広げている。
(2016/7/20 毎日新聞 より)

 

【利用】ジビエで外国人呼ぼう 高知市の専門店がまず香港でPR
ジビエを使ったバーベキューで、アジア圏の観光客を高知県に呼び込もうと、高知市の専門料理店が中心となり、香港でのPR活動に取り組んでいる。好評を博し、注目は高かったという。ジビエ料理と嶺北地域などの自然を組み合わせて売り出す計画。関係者は「四国、高知と言えば、ジビエと呼ばれるようにしたい」と意気込んでいる。主導するのは、高知市のジビエ料理専門店「Nook’s Kitchen(ヌックスキッチン)」のオーナー。2年前に店を開き、全国から仕入れたシカやイノシシで肉料理を提供して人気を集めている。2016年2月に高知県などが主催した「第1回高知を盛り上げるビジネスプランコンテスト」で最優秀賞に選ばれた。(2016/7/22 高知新聞 より)

 

【捕獲・利用】ハンターがシカ肉直売所 捕獲、解体、加工まで一貫 当別/北海道
当別町に6月オープンしたシカ肉の加工販売所「ジビエ工房」。シカ生肉のほか、冷凍ソーセージなどの加工品を購入できるほか、ハンバーガーなどをその場で楽しめる。道によると、シカの捕獲から解体、加工品販売までを一貫して行う施設は全道的にも珍しいという。町内で建設会社を経営し、エゾシカのハンターとしても10年以上活躍する岩間勝さん(38)が設立した。扱うシカ肉は、すべて岩間さんが捕獲したものだ。真空パック詰めして、100グラム313円から販売している。今後はシカの角を使った小物作りなどのワークショップの開催も考えているという。直売所の営業は4月中旬から10月中旬までで、午前9時~午後5時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。問い合わせは(電)0133・23・2900へ。(2016/7/23 北海道新聞 より)

 

【利用】「蝦夷鹿肉カレーライス」 巡視船「かりば」
巡視船「かりば」では、捕獲した蝦夷鹿肉の“有効活用”を実践し、地域に貢献している。牛肉や豚肉に比べると、低脂肪、高タンパク、鉄分豊富で、極寒の海で働く海上保安官の栄養源にはもってこい。価格もリーズナブルだ。調理する堂脇龍一・主任主計士は、蝦夷鹿肉特有の臭みを消すカレーライスを考案した。味付けは、「肉がやわらかく、じっくり煮込んだビーフに近い感覚でおいしい」と評判だ。
(2016/7/23 産経ニュース より)