全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2017年3月6日~19日) その他編

【その他】縄文人の食生活紹介 取手・文化財センター/茨城

 取手市の埋蔵文化財センターで、企画展「貝塚を読み解く~中妻人の豊かな食卓~」が開かれている。過去の研究成果から、現在の取手地域に住んでいた人々がシカやイノシシ、ハクチョウ、イルカ、フグなどの山や海の幸をバランス良く摂取していたことが分かり、同市小文間の中妻貝塚からの出土品を展示。当時の食生活を解説している。4月23日まで。同センターでは2014年に企画展「中妻貝塚と101体人骨の謎」を開催した際、人骨のコラーゲンの炭素と窒素分析から、貝塚周辺の人々が動植物をバランス良く食べていたことが分かり、今回の企画につながったという。(2017/3/9 茨城新聞クロスアイ より)

 

 

【その他】古都の雰囲気、シカと継承 奈良公園ホテル建設計画

 奈良県は14日、奈良公園内の県有地に、和風の大型宿泊施設を整備する計画を発表した。開発業者に森トラストを選定し、インバウンドを含む観光客の取り込みを狙い、2020年春の開業を目指す。計画地は奈良公園西側で、大正時代に作られた庭園や知事公舎、興福寺の子院だった旧世尊院などがある。建設費などは事業者負担で、県が土地の使用料を受け取る。開発コンセプトは「奈良らしさを世界へ」。新国立競技場の設計で知られる隈研吾氏が建築デザインを担当する。庭園や公舎などは保存し、低層の建物を一部新築。最高級の国際ホテルやレストランなどを整備予定。(2017/3/15 毎日新聞 より)

 

 

【その他】ジカに交雑、「ニホン」と外来種 大阪で初確認

 近畿地方環境事務所は16日、大阪府で捕獲されたシカから、ニホンジカとタイワンジカ両方の遺伝子配列が検出されたと発表した。ニホンジカとタイワンジカの交雑個体と考えられ、交雑が進めば在来種であるニホンジカの特徴が変化しかねず、同事務所は自治体と連携し生息状況などを調査する。捕獲された地域はシカの生息情報が少なく、体の模様もニホンジカと異なっていたため不審に思った大阪府が専門家に分析を依頼した。(2017/3/17 毎日新聞 より)

 

 

【その他】猟師直伝、ジビエのすべて紹介 京都の男性が入門書

 京都府福知山市の猟師垣内忠正さんが、シカをジビエとして美味しく食べるための方法を解説する入門書「ジビエハンターガイドブック」を出版した。肉を傷つけない狩猟法やさばき方、調理法を写真付きで紹介した。垣内さんは狩猟や田舎暮らしがしたいと兵庫県宝塚市から1987年に移住。猟師をしながら京丹波町で食肉処理施設を運営し、東京や京阪神のレストランなどに卸し、インターネットでも販売している。全国的にジビエ料理に関心が高まる中、狩猟をする若者も増えたといい、安心安全なさばき方をしてもらおうと本を出版した。農山村の再生に関わるNPO法人「いのちの里京都村」の事務局長で猟師の林利栄子さんが共同執筆した。ガイドブックにはわなで捕獲したシカを血抜きして運搬する方法を紹介。衛生的で安全にシカを解体する手順や肉の切り分け方も写真付きで記載し、QRコードから動画にもアクセスできる。狩猟女子の対談やシカ肉の香草焼などのレシピも掲載した。インターネットの特設ページで販売。1620円。(2017/3/17 京都新聞 より)

 

 

【その他】雌鹿3頭にGPS 守ろう奈良のシカ

 奈良公園周辺に生息する「奈良のシカ」を4エリアに分けて保護・管理する取り組みで、県は16日、雌鹿3頭にGPSを取り付け、鹿の保護を重点とした季節ごとの行動範囲・形態などの調査を始めた。期間は1年間がめど。得られたデータは平成30年度の策定を目指している「奈良のシカ保護管理計画」に反映させる。GPSによる調査は平成27年にも雄鹿で実施したことがある。(2017/3/17 奈良新聞 より)

 

 

【その他】シカまで礼儀正しいと思ったら違っていた/中国メディア

 奈良公園のシカはお辞儀をしてくれると中国で話題になったが、そこにはシカに対する外国人観光客の大きな誤解があるようだ。中国メディアは「大人しそうなイメージのあるシカが実はかなり狂暴な性格であり、近づいてくるのはただエサが欲しいだけなのだ」と紹介し、人を蹴ったり噛んだりすることに対する注意喚起が、現地には掲示されていると伝えた。シカたちは純粋なまなざしでせんべいを求め、与えるとお辞儀をしてくれると説明する一方で、実はこのお辞儀には攻撃前の威嚇、とした。(2017/3/19 Searchina. より)