全日本鹿協会 Japan Deer Society

鹿ニュース(2017年7月6日~19日) 利用編

【利用】看板料理に地元産シカ、イノシシ肉 養父・天滝の飲食店/兵庫

兵庫県養父市の観光名所「天滝」の近くにある「レストハウス天滝」が、地元産のシカ・イノシシの料理を売り出している。同店は1999年に地元のまちおこしグループが開業し経営していたが、2015年、高齢化を理由に市内で仕出し店を営む中尾貴幸店長(46)が営業を委託された。中尾さんは昔から狩猟肉を調理していたことや、近年の狩猟肉人気の高まりを受け、シカ肉料理などの提供を開始。シカのカツ定食(税込み900円)、但馬牛と「八鹿豚」のミンチにイノシシ肉を混ぜたハンバーグ(同1200円)、鹿ロースト丼(同850円)を販売。中尾さんは、昔のように害獣としてではなく、肉のおいしさを広めていきたいと話し、さらなるメニュー開発に意欲を見せた。

(2017/7/7 神戸新聞 より)

 

 

【利用】鹿肉バーガー農水省で販売 ジビエ普及へ/東京

農水省は11~13日に、東京霞が関の同省内の「消費者の部屋」で、鹿肉バーガーを販売する。ジビエの認知度向上につなげる目的だ。長野県産の鹿肉を使い、ハンバーガーチェーンの「ベッカーズ」が5年間改良を重ねたレシピで作る。1日36個限定で、1個650円で販売。会場では、野生鳥獣の捕獲場所に出向き、現地で解体・加工することができる移動式解体処理車(ジビエカー)を展示し、ジビエの消費拡大に向けた先進事例を紹介する。

(2017/7/10 日本農業新聞 より)

 

 

【利用】シカやイノシシ「ジビエ」の解体処理技術共有を 首都圏での販売力高める/鳥取

6月24日、若桜町の解体処理施設「わかさ29(にく)工房」で、北海道根室市のエゾシカ肉販売会社の工場長により、先進技術を学ぶ研修会が開かれ、鳥取市の食肉処理会社の技術者4人が、シカの解体に目をこらした。北海道のエゾシカ肉販売会社はHACCP認証をいち早く受けており、また、鳥取の同工房も6月2日に鳥取で初めてHACCP認定を受けた。もともと同工房は技術に定評があり、年間解体処理数もシカ・イノシシ計約1,800頭と多い。県はHACCP認定を受けた同工房を先行モデルとして、全県で解体処理の水準を上げる考えである。同工房をはじめ、ジビエ活用は東部を中心に進んできており、平成24年には全国でも珍しい、狩猟者から飲食店まで集結した「いなばのジビエ推進協議会」が発足し、捕獲したシカやイノシシの利用率は23年の6%から27年には15%へ増加した。県は県内での飲食店でさらにジビエ普及を図り、捕獲・解体から消費まで、川上から川下までの大きな流れを起こすことが全県の振興体制づくりに結びつくと考えており、今後は高級感のあるブランド化を進め、「ジビエを食べる新たな文化」の構築を視野に入れている。

(2017/7/11 産経新聞 より)